うみねこ流行りのスロップシンクって、本当に必要なんだろうか?
家づくりやリノベの情報を見ていると、ランドリールームや土間にスロップシンクを設置している家をよく見かけます。でも正直なところ、「なくても困らないのでは?」と思っていました。設置費用もそれなりにかかりますし、その分ほかに予算を回したい気持ちもあります。
そんな中、わが家では思い切って スロップシンクをDIYで取り付けることに。業者施工ではなく、自分たちで設置したからこそ、費用や手間、そして実際の使い勝手もかなりリアルに感じています。
この記事では、DIYでスロップシンクを取り付けてみた経緯から、実際の使用頻度、メリット・デメリット、そして「本当に必要だったのか?」という正直な感想までまとめました。
これからスロップシンクの設置を検討している方、DIYで取り付けようか迷っている方の参考になればうれしいです。
スロップシンクをDIYで取り付けようと思った理由
家づくりやリノベーションの情報を見ていると、スロップシンクを設置している家庭は意外と多く、正直なところ少し気にはなっていました。
特に、子どもの上履きや泥だらけの靴、掃除道具をどこで洗うか問題は、住み始めてから地味にストレスになるとよく聞きます。
しかも我が家の場合は、ロードバイクにキャンプとアウトドアな趣味も多く、汚れた洗濯物が数多く発生します。
実際、これまでは浴室や洗面台で洗っていましたが、そのたびに汚れを気にして後片付けをするのが少し面倒でした。
とはいえ、業者に依頼してスロップシンクを新設すると、設備費や工事費でそれなりの出費になります。「便利そうだけど、そこまで予算をかけるべきなのか…」と悩んでいたのも本音です。
そんな中、「それならDIYで取り付けてみようか」という話になり、費用を抑えつつ、自分たちの使いやすい形で設置することにしました。
スロップシンクDIY、取り付けの流れと実際の作業内容
今回スロップシンクを設置した場所は、もともと洗濯機置場として空いていた脱衣所の一角。給排水の位置も比較的近かったため、「これならDIYでもいけそう」と判断しました。
作業の流れとしては、こんな感じ。
- 設置場所のサイズ確認
- シンク本体と水栓の準備
- 下地作りと漆喰塗装
- シンク本体の固定
- 排水位置の調整
- 給水・排水の接続
文章にすると簡単そうに見えますが、実際には「ここ合わない」「部品足りない」「工具どこいった?」みたいな細かいトラブルはしっかり発生します。DIYあるあるです。
特に大変だったのは、排水位置と高さの調整。ほんの数センチずれるだけで接続できなくなるので、何度かやり直しながらの作業になりました。
それでも、作業自体は特別な技術が必要というほどではなく、DIYに慣れている人なら十分チャレンジできるレベルだと感じます。
DIYでスロップシンクを取り付けた実際の費用
DIYで取り付けるメリットのひとつが、やはり費用を抑えられること。今回スロップシンク設置にかかった実際の材料費をまとめると、以下のようになります。
今回使用した主な材料と費用
・カクダイ スロップシンク(ゴム栓付)…21,185円
・カクダイ Sトラップ…5,436円
・TOTO キッチン水栓 TKS05314J(オープンホース)…18,167円
・日本プラスター うま〜くヌレール 5kg(仕上げ用)…5,043円
・シールテープ…169円
合計すると、およそ5万円ほどで設置できました。
工具については手持ちのものを使用しましたが、これからDIYする場合でも、電動ドライバーやモンキーレンチがあれば基本的な取り付け作業は対応可能だと思います。
業者に依頼すると工事費込みで10万円以上かかるケースがほとんどなので、半分以下に抑えられてうれしいです!


スロップシンク、実際どれくらい使っている?


設置する前は、「あったら便利かもしれないけど、そんなに使うかな?」と思っていました。
実際に使い始めてみると、我が家の場合、ほぼ毎週なにかしらの用途で使っています。
特に子どもがいる家庭だと、気づけば泥汚れや砂汚れ、学校から持って帰ってきた絵具セットや習字セットなど「家の中では洗いたくないもの」が定期的に発生します。
以前は屋外シンクや浴室に持っていって洗っていましたが、スロップシンクができてからは、脱衣所エリアで気兼ねなく洗えるようになりました。
使わない週もゼロではありませんが、「あるから使う」というより、あることで家事や掃除のストレスが減ったという感覚のほうが近いかもしれません。
結果として、「なくても生活できるけど、あると確実に楽になる設備」だと感じています。
結局、スロップシンクを何に使っているのか
我が家でスロップシンクを使う場面を振り返ってみると、「これがなかったらどこで洗っていただろう」と思うシーンが意外とたくさんあります。
特に使用頻度が高いのは、次のような場面です。
小学生男子の汚れた服と上履き、絵具&習字セットなど
公園や学校から帰ってくると、ズボンや靴下は泥や砂まみれ。洗濯機に入れる前の予洗いを気兼ねなくできます。
また習字セットや絵の具セットの洗浄にも便利で、墨や絵の具は洗面台で洗うと後始末が大変ですが、スロップシンクなら気にせずジャブジャブ洗えます。


ロードバイクが趣味の夫のジャージやシューズ洗い
汗や泥で汚れたウェアを洗濯機に入れる前に予洗いできるのが地味に助かっています。特に冬場はシクロクロスという自転車の障害物競争のようなレースにでているので、ウエアやシューズなど、尋常じゃないレベルの泥汚れが発生します。冬でも室内でお湯を使って洗えるのは、かなり大きなアドバンテージです。


掃除機のフィルターなど、掃除用品の洗浄
ホコリまみれのフィルターや掃除道具も、気にせず洗えるのはかなり快適です。汚れた雑巾を絞ったり、ロボット掃除機の水入れタンクを洗ったり。一般のご家庭でも必ず発生する掃除関係の汚れものにはかなり強いかと!


ペット用ベッドやマットのつけ置き洗い
人間用と分けて洗いたいときに。とくに我が家の愛猫は吐き戻しのクセがあるので、ベッドやマットをつけ置きしておくときにかなり便利です。


トイレマットやスリッパなどのつけ置き洗い
洗濯機に入れるのは抵抗のある第1位、トイレマットのつけ置き洗いにとにかく便利。これまではバケツなどを使っていたけど、結局洗面所や風呂場に汚れた水を流すのが抵抗あるな、、、ってなっていたので、本当助かってます!
植木鉢の水やりや、水切り作業
卓上系の植木鉢などに水やりしたついでに、シンクの中でそのまま水切りを行っています。水と一緒に土が流れ出ることが多いのですが、排水溝にそのまま流れないよう、フィルターなどを併用すると詰まり防止になるのでおすすめです。
DIYで使った筆や塗装トレイの洗浄
水性ペンキを使ったあとのバケツや筆、パテ埋めで使ったヘラなどを、がっつり洗ってます。深さのあるスロップシンクを選んでいるので、飛び散りにも強く、DIY好きにはかなりありがたいポイントです。
スロップシンクを使って感じたメリットと正直なデメリット
スロップシンクをDIYで設置してしばらく使ってみて、「これは便利」と感じる部分もあれば、「ここは想定外だったな」と思う点もあります。
実際に感じているメリットと、正直なデメリットをまとめてみます。
スロップシンクのメリット
季節や天候に関係なく室内で洗い物ができる
冬の寒い日や雨の日でも、外に出ずに汚れ物を洗えるのはかなり快適です。
お湯が使えるので汚れが落ちやすい
泥汚れや油汚れも、お湯が使えるだけで洗いやすさがかなり変わります。
シンクが深く、つけ置き洗いができる
上履きやマット、ペット用品なども、そのままつけ置きできるサイズ感は想像以上に便利でした。
可動式シャワーヘッドで洗いやすい
今回ホースが伸びるタイプの水栓にしたことで、シンクの隅々まで洗いやすく、汚れ物もすすぎやすくなっています。
汚れを気にせず“とりあえずここで洗える”安心感
洗面台や浴室を汚さないで済むだけで、心理的なハードルがかなり下がりました。
正直なデメリット・後悔ポイント
設置高さの問題で腰が痛くなることがある
もともと洗濯機用だった給水位置を流用したため、シンクの高さがやや低めになりました。さらに深さのあるスロップシンクなので、前かがみの姿勢になりやすく、長時間作業すると腰にきます。
手洗いスペースとして使うには見た目が少し無骨
実用性重視のデザインなので、来客用の手洗いとして兼用するには少し生活感が出やすく、万人受けするデザインではないかもしれません。おしゃれなデザインのスロップシンクもありますが、お値段は可愛くないので要注意です。
ちなみに一般的な目線だと
・思ったより使用頻度が少ない
・設置スペースをそれなりに取る
・掃除場所がひとつ増える
といった声もあるようです。
生活スタイルによっては、「なくても問題なかった」というケースもあるので、家族構成や使い方をイメージして判断するのがよさそうですね。
スロップシンクのリアルな使用シーンを動画でチェック
先日、Instagramで大きな話題を呼んだ我が家のスロップシンク活用シーン。
正直コレを見ればほとんどの人が「そりゃ、スロップシンク必要だわ」って思ってくれるはず。
実際にどんな風に使っているのか、気になる人はぜひチェックしてみてください。
結局、スロップシンクは必要?我が家の結論
結論から言うと、我が家にとってスロップシンクは「なくても生活はできるかもしれないけれど、あると確実に楽になる設備」でした。
子どもの汚れ物、掃除用品、DIY道具、自転車関連の洗い物など、日常生活の中には“家の中や普通の洗面シンクでは洗いたくないもの”が思っている以上に発生します。以前は浴室や洗面台でその都度対応していましたが、スロップシンクを設置してからは、“とりあえずここで洗えばOK”という場所ができ、家事のストレスがかなり減りました。


スロップシンクがおすすめの人
・小さな子どもや小学生がいる家庭
・アウトドアやスポーツが趣味の家庭
・DIYやガーデニングをよくする人
・ペットと暮らしている家庭
・掃除をラクにしたい人
こんな感じで、子どもがいる家庭や、アウトドア・スポーツ・DIYなどの趣味がある家庭には相性がいい設備だと思います。
一方で、スペースやコストをかけてまで必要かというと、生活スタイルによっては優先順位が下がる人もいるはずです。実際、「なくても困らない」と感じる家庭もあると思います。
それでも、DIYで費用を抑えて設置できたこともあり、我が家としては「付けてよかった設備」のひとつになりました。
これから家づくりやリノベーションを予定している方は、「自分たちの生活でどんな汚れ物が発生するか」を一度整理してみると、スロップシンクが必要かどうか判断しやすくなると思います。
この記事が判断材料のひとつになればうれしいです。













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