はじめまして。
セルフリノベで理想のお家づくりを楽しむ《うみねこ》です。
無事に引渡しを終え、いよいよ本格的なリノベがスタートしました。
今回のリノベでは、プロの手を借りて階段の解体と新設を予定していたので、鍵の受け渡しやスケジュール調整の工夫が必要でした。私自身が関東からどうやってリノベに通っていたのか、留守の間の工事はどのようにお願いしていたのか。
今回はその辺を詳しく書いていこうと思います。
リミットは実質2週間!関東から関西へ飛行機でリノベに通う
今回は、引き渡しから引っ越し予定日まで約2カ月の猶予がありました。ただ、在宅ワークとはいえ、フルタイムで仕事をこなしながら小学生の子どもの世話もあり、できるだけ短期間でリノベーション作業に通う必要がありました。
とはいえ、関東から関西までの移動は正直大きな負担! 限られた時間の中で効率的に進めるため、隔週で飛行機を利用し、4日間の滞在を5回繰り返すというハードなスケジュールをこなしていくことにしました。
第1クールは工務店と階段の打ち合わせ
第1クールの最大の目的は、工務店との打ち合わせでした。今回、快く工事を引き受けてくれた工務店さんと、どのようなスケジュールで進めていくか、鍵のやりとりをどうするか?など、現地で詳しくお話する予定でした。
見積含め、ほとんどのやり取りはLINEで対応してもらっていたので、かなり時短で勧められたほうだと思います。とくに設置するスケルトン階段なども事前にPDFでカタログデータを共有してもらっていたので、かなりスムーズに決められました。
いよいよ来週からリノベってときに、家族全員でインフル感染
あっという間に第1クール目前。乗りものに弱い自分にとって、電車や飛行機を使っての移動はかなり大変。来週からがんばらないとな!と気合いれていたら、まさかの息子インフル発症!そのままずるずると夫も私ももれなく感染し、家族全滅してしまいました。
もちろん、第1回目のリノベはまるっと延期に。
1週間かけてようやく復活したものの、ほぼ寝たきり状態だったので体力もがた落ち。下がり切ったこの体力で、入居前リノベ完遂できるのだろうか……。
リノベの打ち合わせで準備しておくといいもの
というこで、遅れに遅れてスタートしたセルフリノベ。
羽田から伊丹(いまは大阪空港だっけ?)へ飛び、大阪市内の実家へ向い、実家の車で1時間ほどかけて新居に移動するハードな1日。初日は予定していたとおり、工務店さんとの打ち合わせでした。
今回階段の解体と新設を予定していましたが、打ち合わせの際に準備しておいてよかったものがいくつかあるのでご紹介します。
理想のお部屋をまとめたイメージボード
完成イメージをわかりやすく伝えるために、理想のお家の画像をかたっぱしから保存し、スマホ上でイメージボードを作っておきました。スケルトン階段といってもホワイト基調のナチュラルなものから、アイアンテイストの男前風なものまでいろいろあり、どんなものがいいのかをわかりやすく伝えることができます。
階段なんて選べるほど数無いでしょ?
とか思っていたんですが、意外にも踏板や手すりの組み合わせで印象がかなり変わるみたいで。
イメージを伝えておけば、工務店さんのほうからおすすめの組み合わせを提案してくださったのでとてもスムーズでした。
レーザー距離計はまじで神!DIYはもちろん新居内見の採寸にもおすすめ
2つめは間違いなく「BOSCH(ボッシュ) レーザー距離計」。じつは今回のリノベまで、レーザータイプのものはあまり信用してなかったのですが、思った以上に精度が高く、なにより“手軽に測れる”点がすごい。
もともと金属のメジャーが苦手なので、とっても役立っています(だって戻すとき、怖すぎるんだもん)。
もちろん施工の際には工務店さんがメジャーできちんと測量してくださるのですが、打ち合わせなどでざっと広さや高さの概算をだしたい時、レーザー距離計があれば話の腰を折らずスムーズに計測ができます。
壁紙やフロアシートを注文する際の目安におすすめ
ちなみにレーザー距離計は、壁紙やフロアシートを発注するときにも超便利。今回はひとりでリノベに通っていたこともあり、初日にかたっぱしからこのレーザー距離計で計測。買い出し中や発注するときも、このおおよその測定結果があるだけで、かなり役立ちました。
あと便利だったのは吹き出しですね。5mとかメジャーじゃ絶対測るのむりだったので(笑)。
まわり階段を解体し、スケルトン階段を新設する工事のスケジュール
打合せも無事に終わり、工事のおおまかなスケジュールが決定。今回の工事は大きく3つの工程に分かれています。
- 新設する階段を取り付けるため、2階の吹き出しの壁を解体および下地の強化
- 既存のまわり階段を解体→1階と2階を分ける天井(2階の床)を新たに作る
- スケルトン階段の取り付け
工事期間は最大1カ月。普通の工事期間よりはやや長めに確保してもらいました。というのも、今回お願いした工務店さんは新居のある場所から2つお隣の県からお願いしてもらって来ています。なので、決まった日に通ってもらう、というよりは「他のスケジュールの空きを見ながら、通えるときに通ってもらう」というスタイルでお願いすることにしました。
新居のカギを工務店に預けるのか?
ここで問題なのが新居のカギ問題。リノベのため定期的に新居に通っているとはいえ、いつ工事にくるのかわからないので、鍵の開けようがありません。入居前に工事をお願いする方のなかには、新居の鍵を一時的にお貸しして立ち合い無しで作業をしてもらうという方もいるようなのですが。
なんか鍵を預けるのってちょっと不安じゃない?
って思いまして(笑)
もちろん工務店さんのことは信頼しているので、基本的には大丈夫なんです。入居前なので家具も家電もないから、「知らない間に出入りされるのやだな」とはあんまりならないし。
でもやっぱり鍵自体を渡してしまうと合鍵を作られたりする可能性もゼロではなくなるので、なにかいい作戦はないかと考えました。
で、思いついたのが「電子キー」です。
リノベ工事で立ち合い不要にするためにやったこと
もともと鍵を使って玄関を開け閉めする習慣がなく、今回の家でもできるかぎりキーレスにするつもりでいました。
ただ前回の家で使ってい暗証番号を押すアナログタイプのものは、シンプルな構造で使いやすい反面、暗証番号を変更するには分解して中身のピンを入れ替えなければならなかったり、とにかく面倒で(笑)。
今回のお家では「SwitchBot スマートロック」を使って、スマホで管理できるようにしました。
工事業者の出入りには、期間限定の暗証番号を発行
この電子キーの利点は、期間限定の暗証番号を発行できること。
たとえば普段は「123456」みたいな暗証番号で開閉しているけど、工事期間中のみ使用できる「7891011」みたいな別のモノを発行する、みたいな感じ。
めっちゃ便利じゃない?
期間を設定する以外にも、1回限りの暗証番号も発行できるので
ワケあって姑に留守番を頼むけど、頻繁に出入りされたら困る……
みたいな(笑)、これっきりな対応でも使えそう!
この電子キーについては、設置方法なんかも含めてそのうち詳しく書いていこうかなと思ってます。
作業開始1週間、あっという間にまわり階段が解体された
事前準備のおかげもあって、解体工事もスムーズに進み、1週間ほどでまわり階段の解体とスケルトン階段設置場所の補強が完了しました。
やっぱりプロの大工さんってすごい。
素人うみねこ「音が違う」とプロに褒めてもらう
ちなみにプロと同時進行でリノベに通っていたのですが、本物の大工さんとお話できるまたとない機会。ここぞとばかりにいろんな質問をさせていただきました。
基本的に寡黙なタイプの大工さんだったのですが、お話してみるとすごくいろんなことを教えてくださり、たいへん勉強になりました!
そんな中でめちゃくちゃうれしかった出来事があって。
プロの大工は電動ドライバーの音を聞くだけで素人かわかるんだけど、うみねこさんは強弱の扱いがとても上手。音だけ聞いていると、僕のほかにもう一人大工がいるのかと思いました!
と、おそらくだいぶお世辞も入っていたと思いますが、大変うれしいコメントをいただきました。
まぁ普通に考えたら解体工事の隣で、個人的に解体工事してるやつなんていないからね。
プロがまわり階段を解体している傍ら、和室で押し入れを解体してましたから。
ゼネコンからうちに来るパワー系男子よりもよっぽどセンスあると褒められ、終始ニヤニヤ。
息子の友達(小学1年生)に言われた「僕もこんなかわいいお母さんがよかった!」の次ぐらいに、テンション上がりました。
次回、早くもスケルトン階段が完成。かかった費用なんかもレポートしていきます。
インスタグラムでリノベの様子を投稿してます
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ぜひこちらもチェックしてみてくださいね。
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