奈良市お試し移住支援制度を使ってみたら、3日で移住先と家が決まりました

うみねこ

セルフリノベで理想のお家づくりを楽しむ《うみねこ》です。

関西移住に向け、「奈良市お試し移住支援制度」を利用してみることになったわが家。夏休みを使って2泊3日で奈良市に滞在することになったのですが、思っていた以上に意外な発見がありました。

今回のブログでは、そんなお試し移住のリアルな体験レポートを中心に、居住エリア選定までの苦労を書いてみました。

目次

いざお試し移住へ!奈良市で暮らすように泊まって感じたこと

西村邸があるのは、近鉄奈良駅から商店街を抜けた先、町屋が並ぶ住宅街です。

オーナーの杉本さんが、祖母のお家だったこの場所を宿泊施設として改装し、運営されていました。
駐車場はありませんが、近くにたくさんコインパーキングがあったので、特に不便さは感じませんでした。

なにより、目の前が昔ながらの銭湯!!
これは期待大!!

繁華街から少し先のエリアにある、趣きのある町屋

案内された母屋はどこか懐かしい広々とした2階建て

我々が宿泊したのは、西村邸の母屋にあたる場所。
1階は広々とした10畳の和室があり、隠し部屋のような階段を上がった先には、読書や仕事に最適なラウンジがありました。独立洗面台やトイレは専有スペースに完備されており、共用廊下の先にはお湯を沸かしたりコーヒーを入れたりできるミニキッチンもありました。

いつもは遠征でビジネスホテルばっかりな息子もこれには大喜び。
和室に置いてあった囲碁を見つけて、オセロやろうと張り切っていました。

まるでおばあちゃんの家にきたような、どこか懐かしい感じがして、古さはあるものの掃除がしっかりと行き届いていることもあり、不快さはまったく感じませんでした。
まぁ、実際のおばあちゃんの家は大阪市内にある連棟の民家で、西村邸のような落ち着いた空間とはほど遠い空間ですが…(笑)。

全体の間取りはこんな感じ。KOUSHIの部屋は使用しておりませんが、大人2人と小学生1人なら十分すぎる広さでした
左/1階はこんな感じ。イグサのいい匂いがする広々とした和室 右/トイレと洗面台のある縁側。お庭も見える
左/清潔感のある洗面スペース 右/廊下には離れと共同で使えるミニキッチンがある
左/正面玄関から廊下を通り部屋へと入るスタイル。オーナーは玄関付近のお部屋にいらっしゃったようだが、全く気にならなほどのプライベート空間でした 右/息子と碁盤でオセロ。1時間ぐらいかかったし、二度とやりたくないw 

移住目線でならまちを観光してわかったこと

宿に荷物を置いて、1日目はならまちの観光へ。
奈良といったら何をおいても大仏様だろうと、関西人なら1度は遠足で訪れたことのある東大寺へ。

道中の奈良公園では大量の鹿。
動物好きな息子もテンション爆上がりでしたが、ギラギラした目の鹿の勢いに圧倒され、せっかく買った鹿せんべいをもったまま逃げ回っていました。

いやいや、息子よ。鹿せんべい持ったまま走ったら、全員ついてくるから意味ないよw

観光客に群がる鹿

ならまち、人多くない?

奈良は相変わらず観光客が多いけど、以前にもまして海外からの観光客が増えてないか?
コロナ明けで多少数は減っているようだけど、それでも外国人の姿がぽつぽつ見える。
SNSの影響か、はたまたおしゃれなカフェ目当てか、なんにせよ若者の数もぐっと増えたようで、平日にもかかわらず思った以上に人でごった返していました。

京都の混雑よりましだろうと勝手に想像していたけど、まぁ奈良で最も人が来るであろう人気のスポットだもんね。
どこを見ても観光客ばかりで、この場所で生活しているイメージが一向にわきませんでした。

グルメもしっかり満喫。高速餅つきでおなじみの中谷堂のよもぎ餅と、奈良といえばな柿の葉寿司

ならまち、道せまくない?

人の多さもさることながら、想像と違ったのが道の狭さと混雑具合です。

ちいさな町屋が立ち並ぶエリアは、クルマ1台がやっと通れるような細い道が多く、クルマ中心の生活を送っている私にはかなり厳しい環境でした。
ただでさえ埼玉の広々とした田舎でしか運転してこなかったのに、観光客も多い細い道を自家用車で毎日走るの?

うみねこ

あ、これ絶対むりだよね(笑)

観光2日目、奈良市を離れると運命の出合いが

1日目はがっつり観光でしたが、目的はあくまで移住の下見。
2日目はしっかり切り替えて、周辺でよさそうなエリアがないかGooglemapをひたすら見まくっていたのですが、ある場所が目に留まりました。

すかさず旦那に

うみねこ

電車で数駅のA市に行ってみない?なんもないかもしれないけど。

と交渉。1時間後にはA市の中心にある駅に到着しました。

1日目でならまちの混雑っぷりにうんざりした、非シティボーイ&ガールな我々でしたが、A市の駅に降りたとたん

旦那

あ、落ち着く。

と謎の安心感w

まわりを見渡しても地元のおじいとおばあ、子育て中のお母さんやお父さん、子どもたちと、“THE 観光地”とは違うローカルな雰囲気を感じました。

ランチしながらネットで見た家を即内見

お昼がてらカフェに入った我々ですが、どうせなら物件のめぼしぐらいつけて帰りたいよね~と、SUUMOやらホームズやらを開いて売りに出されている手ごろな中古物件が無いか検索していました。

すると駅から15分ぐらいの場所に、なにやらいい感じの中古物件を発見。
写真を見る感じキレイで目立った難はなさそうなのに、価格が約1600万と相場よりも安い…。

フッ軽とコミュ力だけが取り柄の私は即座に不動産会社に電話。

うみねこ

これ、今から見に行ってもいいかしら?

と、1時間後に内見の予約を入れることに成功したのですが、これがまさかあんなことになるなんて思いもしませんでした。

今日調べて、今日見た物件を、今日買う

内見に行ったお家は積水ハウスで建てられた2階建ての立派な一軒家。
それなりの築年数なので、年季は入っているものの、大きな吹き抜けがあったり、防寒対策ですべての窓が2重になっていたりと、ちょっとリフォームすれば化けそうな物件でした。

AIにイラストしてもらった実際の家がこちら。色味は変えてますが、概ねこんな感じの立派な家でした

ちなみに相場より安い価格の理由は、前面道路の狭さ。
軽自動車がぎり通れる片側が斜面になっている道沿いにありながら、駐車場は縦列で1台が限界……。
担当者いわく「問い合わせは多いんですが、みなさんこの前面道路と駐車の難しさを考えてやめちゃうんです」とのことでした。

…が、そこはセルフリノベで頭のネジが飛んでる私。

うみねこ

クルマが入らないなら外構を壊せばいいのでは?

と、既存のレンガの塀を自分でぶっこわしてしまえばいいと考えました。

いや、無謀だってわかってるよ。でもさ、こういうのって普通旦那さんが止めてくれるよね?
「大きな買い物だし、もうちょっとよく考えてからでいいんじゃない?」って。

でもね、うちの旦那さんもやっぱり頭のネジが飛んでいるので

旦那

確かに!じゃあこの家買おう!

ってなりました。

これには案内していた不動産屋さんのほうがびっくりして、普通だったら契約を急かされることのほうが多いんだろうけど、異常な夫婦を目の前に「…1度ご自宅に持ち帰ってじっくり考えてからお返事ください」と突き返されてしまいました(笑)

結局その場では買い付けを入れることができませんでしたが、その日の夜に宿泊中の西村邸で晩酌しながら「うん、やっぱり買おう」と改めて決意。
“ご自宅”に持っては帰らず、奈良滞在3日目に改めてA市を訪れ、購入の申し込みを入れました。

家を見つけてから、買うと決断するまでわずか3時間。
……いや、ほんと変わった夫婦だよね。

2泊3日のお試し移住が終了。その後はLINEでレポート提出

無事に居住エリアどころか住む家まで決定し、充実のお試し移住が終了。
今後数年を左右する重大な決断を、まさかこの2泊3日でやってしまうなんて……。
とはいえ、お試し移住支援制度がなければここまで思い切ってやってみよう!と思わなかったかもしれないので、これはこれでよかったと思っています。

ちなみにお試し移住の間は、奈良市の移住定住促進担当からの依頼で簡単なレポートを送ることになっていました。
レポートといっても内容はすごくシンプルで、LINEを使ってその日の簡単な報告をするだけ。日付と場所の指定はありますが、細かな内容や写真の有無は任意となっているため、プレッシャーに感じることなく気軽に報告することができました。

「お試し移住支援制度が気になるけど、煩わしいのはちょっと……」と思っている人でも、これなら大丈夫そうですね。

実際のLINEでの報告メッセージ。めんどくさいフォーマットもなく、友達に送る感覚で気軽にレポートできました

お試し移住してよかった点と悪かった点

2泊3日のお試し移住を終え、移住の具体的なイメージどころか、住む家まで確保して帰ることができたのですが、おそらくここまでトントン拍子に話が進む人はあまりいないかもしれません。

最後にお試し移住の良かった点と悪かった点を簡単にまとめてみました。

よかった点

・1棟貸しの宿で子どもがいてもゆっくり滞在できた。
・2泊3日での利用だったため、観光と生活目線の両方を体験できた。
・昔ながらのまちやだったけど、昔の良さはそのままに清潔感のある改装だったのでとても参考になった。
・近場の銭湯を教えてもらい(割引券ももらった)、散策がてら昔ながらの銭湯(2箇所)をめぐる。観光区域とは少し異なる生活道路をあるいたのでより雰囲気がわかった。
・観光だけで潰れないか心配だったけど、2泊3日としたことでスケジュールに余裕ができ、結果予定外の移動にも対応できた。

悪かった点

・移住支援がというわけではありませんが、宿のあった場所は観光エリアに近すぎたこともあり、夜ご飯はどこもいっぱい・・・。あらかじめ予約しておけばよかった。
・下調べが甘く、徒歩での移動が多く、6歳の息子を連れての移動はやや疲れてしまった。


普段あまり行政の制度を活用することが少ないのですが、今回のお試し移住支援制度は、自分たちにぴったりの内容だったなと思いました。

こういった移住支援は各自治体でもどんどん増えていくと思いますが、年度ごとに予算があるみたいなので、気になる人は早めに宿泊日程を確保してみてはいかがでしょうか?

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