スロップシンクを設置するとき、「室内と屋外、どっちがいい?」と迷う方も多いのではないでしょうか。
泥汚れを洗うなら、「わざわざ家の中に付けなくても、外の水道で十分では?」と思うかもしれません。
わが家ではリノベの際、あえて脱衣所の中にスロップシンクを設置しました。
3年近く使った現在の結論は、「わが家は室内にして大正解」です。
その理由は、寒い冬でも使いやすいことやお湯が出ることだけではありません。
実際に暮らしてみて特に便利だと感じているのが、「浴室・スロップシンク・洗濯機」をまとめた洗濯動線です。
今回の記事では、室内にスロップシンクを設置して実際に使っているわが家が、屋外ではなく室内を選んでよかった理由と、反対に屋外設置が向いているケースについて紹介します!
スロップシンクは屋外・室内どっち?わが家は脱衣所に設置

わが家のスロップシンクがあるのは、脱衣所です。
リノベ前は洗面台と縦型洗濯機が置かれていましたが、間取りを変更。もともと洗面台があった場所にドラム式洗濯機を置き、縦型洗濯機があった場所に壁掛けのスロップシンクを設置しました。
スロップシンクのすぐ横には浴室があり、ほぼ背面にはドラム式洗濯機があります。
この配置、実際に生活してみると想像以上に便利でした。

スロップシンクを室内にしてよかった理由
ここからは具体的にスロップシンクを室内に取り付けてよかったと感じる点をピックアップしていきます。
冬でもお湯を使って洗える
室内にしてよかった理由のひとつが、季節や天候をほとんど気にせず使えることです。
わが家のスロップシンクには混合水栓を取り付けているので、水だけでなくお湯も使えます。
特に冬場、屋外で冷たい水を使って上履きや泥汚れを長時間洗うのはなかなか大変。
暖かい室内でお湯を使いながら洗えるだけでも、汚れ物を洗うハードルがかなり下がりました。
スロップシンクにお湯が必要かどうかについては、実際に3年近く使った感想をこちらの記事で詳しく紹介しています。

予洗いしたら振り返ってそのまま洗濯機へ
そして、室内に設置して特によかったと感じているのが洗濯機との距離です。
スロップシンクのほぼ背面にドラム式洗濯機を置いているので、上履きやサッカー用品などを予洗いしたら、軽く水を絞って振り返り、そのまま洗濯機へ。
洗濯機の扉をあらかじめ開けておけば、ほとんど移動せずに放り込めます。
水滴が気になるものは洗面器を受け皿のようにして運べば、床を濡らさず移動できます。
屋外で予洗いした場合は、濡れた衣類を持って家の中へ移動する必要がありますよね?
わずかな距離の違いですが、毎週のように使うとなると、「洗う場所と洗濯機が近い」というだけでかなりラクです。

泥だらけの服を脱衣所に持ち込まずに済む
わが家でこの動線が特に活躍しているのが、息子がサッカーから帰ってきたときです。
泥だらけになって帰ってくることも多いため、そんな日は脱衣所ではなく浴室の中で服を脱いでもらっています。
そして脱いだ服は、そのまま浴室のすぐ隣にあるスロップシンクへ。
これなら泥の付いたユニフォームや靴下を持って家の中を歩く必要がありません。
あとは私がスロップシンクでつけ置きや予洗いをして、ほぼ背面にある洗濯機へ入れるだけ。
いや、子どものスポーツ後のウエアってとんでもなく汚くて(笑)。できるならば触りたくないレベルなんです。
この動線なら汚れ物に触る回数を減らしながら、脱衣所の床もほとんど汚さず洗濯まで進められます。
子どもがスポーツをしている家庭なら、スロップシンク単体ではなく「帰宅後にどこで脱ぐか」「どこで予洗いするか」「洗濯機までどう運ぶか」まで考えて配置すると、かなり使いやすくなると思います!
洗ったものをそのまま浴室に干せる
さらに、わが家では基本的にドラム式洗濯機+浴室乾燥機で洗濯を完結させています。
スロップシンクの真横が浴室なので、手洗いしてそのまま干したいものは、洗ったあとすぐ浴室へ。
洗う場所と干す場所もほぼ隣同士です。
つまりわが家では、
- 浴室で汚れた服を脱ぐ
- スロップシンクでつけ置き・予洗いする
- 背面のドラム式洗濯機で洗う
- 必要なものは浴室乾燥で干す
という流れが、ほぼ同じスペースだけで完結します。
スロップシンクを室内に付けてよかったというより、「洗濯動線の中にスロップシンクを組み込んでよかった」という方が近いかもしれません。
「外の水道で洗えばいい」がわが家には合わなかった理由
スロップシンクについてInstagramで発信すると、「外の水道で洗えばいいのでは?」という意見をいただくことがあります。
もちろん、屋外水栓で十分な家庭もあると思います。
ただ、わが家の場合は室内の方が生活スタイルに合っていました。
真冬に20~30分洗うのはつらい
上履きやスポーツ用品は、泥をサッと流して終わりとは限りません。
つけ置きをしたあと、ブラシを使ってしばらく洗うこともあります。
さらに夫は、冬を中心に行われるシクロクロスという自転車競技をしているため、寒い季節ほど泥汚れの洗濯物が増えることも。
真冬の屋外でしゃがみながら、冷たい水を使って20~30分洗うことを考えると、わが家では現実的ではありませんでした。
高圧洗浄機が向かない洗濯物もある
「泥汚れなら高圧洗浄機で洗えばいい」という方法もあります。
わが家にはケルヒャー(高圧洗浄機)があり、自転車本体や屋外用品などには便利ですが、衣類となると話は別…。
たとえば自転車用のジャージは薄くて軽いため、地面に置いて水圧をかければ動いてしまいます。
息子のサッカーウェアなども含め、わが家では「水圧で一気に落とす」より、つけ置きやブラシ洗いをしたいものが多くあるので、相性が悪いんです。
…が、野球やってるママ友情報だと、高圧洗浄機×ユニフォーム洗浄はかなりアリ!らしいです。
少し前に出たコンパクトモデルなら、価格も抑えられて手軽に洗浄に使えるのでよさそうですね!
前面道路への水はねも気になる
わが家の場合、家の前が通学路なんですが、犬にの散歩も含め、日中もけっこう人が通るんです。なので屋外で泥水を勢いよく流すと周囲への水はねがめちゃめちゃ気になります……。
室内のシンクなら、泥水はそのまま排水口へ。
周囲を気にせず、自分のペースで洗えるのもメリットでした。
屋外スロップシンクの方が向いている家庭もある
ここまで室内のメリットを紹介しましたが、もちろん屋外設置を否定するものではありません。
「何を洗うためにスロップシンクを使うのか」によっては、むしろ屋外の方が便利です。
ガーデニングや園芸用品を洗うなら屋外が便利
植木鉢やスコップなど、土がたくさん付いた園芸用品がメインなら、屋外でそのまま洗える方が便利です。
わざわざ土の付いたものを家の中へ持ち込む必要もありません。
BBQ用品など屋外で使うものが中心の場合
BBQ用品や一部のアウトドア用品など、「外で使って、外で洗って、そのまま外で乾かす」ものが中心なら、屋外スロップシンクとの相性はいいと思います。
室内まで運ぶ必要がないので、動線もシンプルです。
とにかく室内へ泥を持ち込みたくない場合
泥の付いた靴や道具そのものを家の中へ入れたくない家庭も、屋外に洗い場があると便利です。
わが家の場合は「衣類を洗って、そのまま洗濯機へ」が多いため室内が合いましたが、屋外で使う道具を洗うことが中心なら屋外という考え方もできます。
室内スロップシンクで心配だったことを3年使って検証
泥汚れで室内が汚れない?
室内に汚れ物用のシンクを作ると、「シンクや床が泥だらけになるのでは?」と心配になるかもしれません。
実際、泥汚れを洗えばシンクには多少汚れが付きます。
ただ、わが家のスロップシンクは凹凸が少なく、気になったときに掃除すれば汚れは比較的簡単に落とせています。
3年近く使っていますが、「掃除用シンクだから黒ずんで汚い」という状態にはなっていません。
排水口のニオイや詰まりは?
今のところ、排水口からのニオイが気になったことはありません。
わが家ではS字トラップを取り付け、排水口には100円ショップなどで購入できるプラスチック製のゴミ受けを付けています。
泥やゴミが多いものを洗うとゴミ受けが詰まりやすいので、その都度取り除きながら使用していますが、これまで排水管そのものが詰まったことはありません。
室内だと場所を取らない?
わが家では、むしろ壁掛けのスロップシンクにしたことで圧迫感を抑えられたと感じています。
もともと縦型洗濯機が置かれていた場所に一般的な収納付き洗面台を置くと、もっとスペースを取っていたはず。
あえてシンク下に収納を作らず足元を空けたことで、見た目もすっきりして床掃除もしやすくなりました。
スロップシンクの屋外・室内は「洗うもの」と「その後の動線」で決める
わが家の実体験をもとに、どちらが向いているかを簡単にまとめると次のようになります。
| 主な用途・条件 | 向いている設置場所 |
|---|---|
| 子どもの上履き・習い事の靴 | 室内 |
| サッカーなどスポーツウェアの予洗い | 室内 |
| 洗濯機に入れる前のつけ置き | 室内 |
| 冬場にも頻繁に使う | 室内 |
| お湯を頻繁に使う | 室内 |
| ガーデニング・園芸用品 | 屋外 |
| 土の付いた道具 | 屋外 |
| BBQ用品など屋外で完結するもの | 屋外 |
| キャンプ用品 | 洗うもの・収納場所による |
ポイントは、「どこで洗うか」だけで決めないこと。
洗ったあと洗濯機へ入れるのか、そのまま干すのか、屋外へ戻すのか。
洗う前後まで含めた動線を考えると、自分の家に合う設置場所が見えてきます。
まとめ|わが家ならもう一度リノベしても室内にする
3年近く使った今、もしもう一度リノベするとしても、わが家ならスロップシンクは室内の脱衣所に設置します。
お湯を使えることや冬でも快適に洗えることも大きな理由ですが、それ以上に気に入っているのが、
浴室 → スロップシンク → 洗濯機 → 浴室乾燥
という一連の動線です。
特に子どものスポーツ用品など泥汚れの多い家庭では、「スロップシンクをどこに置くか」だけでなく、汚れ物が家に入ってから洗濯・乾燥するまでどう動くかまで考えておくと、かなり使いやすくなると思います。
スロップシンクそのものを設置するか迷っている方は、3年近く使ったリアルなメリット・デメリットやDIY費用についてまとめた記事もあわせて参考にしてみてください。



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